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技術コラムColumn

2024/07/22

熱間鍛造におけるカーボンニュートラル

特に熱間鍛造のようなエネルギー集約型の産業では、電力消費量の削減が急務となっています。本コラムでは、カーボンニュートラルの潮流から、熱間鍛造におけるカーボンニュートラルについて、当社の取り組みも交えてご紹介いたします。

 

カーボンニュートラルの潮流

カーボンニュートラルは、近年、地球温暖化対策として世界中で注目されています。特に製造業においては、CO2排出量削減が重要な課題となっています。国際的な合意に基づき、多くの企業がカーボンニュートラルを目指し、脱炭素化の取り組みを強化しています。これにより、エネルギー効率の向上や再生可能エネルギーの利用が推進されています。特に熱間鍛造のようなエネルギー集約型の産業では、電力消費量の削減が急務となっています。

 

熱間鍛造におけるカーボンニュートラルの必要性

熱間鍛造は、高温で金属を加工するプロセスであり、エネルギー消費量が非常に大きいです。また、多くの電力を使うため、カーボンニュートラルと密接に関連します。カーボンニュートラルを達成するためには、電力の使用効率を高め、CO2排出量を削減することが不可欠です。脱炭素化の取り組みを進めることで、企業は環境負荷を低減し、持続可能な生産を実現できます。また、環境意識の高い消費者や取引先からの評価も向上し、ビジネスチャンスが広がる可能性があります。

 

熱間鍛造において電気消費量が大きい工程とは?

熱間鍛造の電気消費量は下記のようになります。

全体20%を占めるコンプレッサーでは、インバーター制御を実施して、必要な設備だけを動かす工夫を施しています。グループロール制御でロード、アンロードの制御を実施し、効率化しています。

また、更なるカーボンニュートラルへの取り組みをコンプレッサーメーカーとも協議をして進めています。

 

 

当社が実施する熱間鍛造工程の脱炭素化に向けた取り組み

当社では、熱間鍛造プロセスの脱炭素化を目指し、エネルギー効率の向上、再生可能エネルギーの利用拡大、そして最新技術の導入によるプロセスの最適化を進めています。また、工場の1つ1つの設備に目を向けて長期的な計画を元に進めています。

熱間鍛造メーカーとして豊富な実績を持つ当社では、過去の時点でも脱炭素社会に適応していくことを見据えて活動してきました。2014年に稼働開始した美里工場は、環境への取り組みを見据えてつくられた工場です。また、美里工場では、一貫生産ラインのため、材料搬送の必要がなく、効率のいい設備に変更していること等もあり、16%CO2削減を実現しています。

当社工場全体としてもフォークリフト電動化への切り替えと、設備更新をしてCO2削減を考慮した設備導入などを進めています。また、重油が必要な設備の廃止をするなど、熱源の変更を進めています。

先々に向けては、工場の脱炭素化は、設備や材料に依存する所もあるため、情報収集するようにしており、バイオ燃料等の技術革新に関しては今後の動向をみています。

 

 

熱間鍛造なら、「軸物・シャフト 熱間鍛造技術センター.com」にお任せください

軸物・シャフト 熱間鍛造技術センター.comを運営するKAKUTAテックフォージングは、昭和20年の創業以来、機械器具部品や農機具、自動車・オートバイ部品の熱間鍛造プレス品を製作してまいりました。業界問わず、地域・環境特性に応じた熱間鍛造プレス技術によって、数多くのメーカーと直需対応を行っており、鍛造業界から注目を集め続けています。

>>熱間鍛造 加工実績はこちら

 

当社では、クランクシャフトやレールなどの熱間鍛造に関して、製品図面をもとにした金型設計段階から一貫対応しております。熱間鍛造において技術力の差が生じるのが金型ですが、当社では自動車・二輪車メーカーの方々と共通言語で会話することができる技術ノウハウで、CADや各種シミュレーションツールを用いた熱間鍛造金型の設計を行います。また金型製作についても、全工程を社内で完結させているため、お客様の生産ラインを止めない金型製作体制を構築しております。

>>金型設計・鍛造シミュレーションによる精度・生産性へのこだわり

 

特に他社と差別化された要素として、当社では5000トンの大型熱間鍛造プレスを含む一貫自動生産ラインを保有しており、通常は6日かかる工程をおよそ60分で完成させる圧倒的な納期対応力で、多くのお客様に向けて熱間鍛造品の生産を行っています。特に量産が必要な熱間鍛造プレス品については、熱間鍛造プレスの設備力や技術力が結集した自慢の量産ラインで生産いたします。

詳細は下記動画をご覧ください!

 

そして当社では、自動車メーカーのパートナーとして選ばれる品質保証を維持し、向上し続けるため、最新の非接触三次元測定機も導入し、社内でも甘えを許さない世界トップレベルの厳しい品質保証体制を構築しています。さらに、ただ高品質な熱間鍛造品を製作するだけでなく、省エネによりエネルギーやCO2排出量の削減に取り組み、離型剤や廃液を再利用することで、環境に配慮して社会貢献するための取り組みも行っています。これからも当社は、地球に優しい熱間鍛造の技術開発や生産体制の構築を目指してまいります。

>>世界トップレベルの製品を製造する厳しい品質保証

>>環境に配慮した熱間鍛造への取り組み

 

KAKUTAテックフォージングでは、熱間鍛造プレスによる複合部品の一体化や、ステンレスのような難加工材への熱間鍛造プレスなど、常に国内の熱間鍛造プレス技術をリードしてきました。この技術開発力こそが、当社の技術力の源泉であり、
国内大手メーカーの皆さまから選ばれ続けている理由の1つです。

熱間鍛造でお困りの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。国内をリードする熱間鍛造の技術開発力で、30年先を見据えた技術開発をお手伝いいたします。

 

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